前回紹介したハタヨガをはじめ、エクササイズ的な要素を含むスタイルを中心にたくさんのヨガが日本でも広まりました。
しかし、ヨガ発祥の地インドではアサナを行うものはごく少数なんだとか。
もともとインドで生まれたヨガは、生活における全ての行動を対象としたもの。
日々の挨拶から神への信仰、より良く生きるための考え方が人々の暮らしに文化として根付きました。アサナの有無に関わらず、大切なのは自分の内面と向き合い、いろんな事を感じ、気づき、考えることなんです。
カルマヨガ
日常の行為は全て修行であると考えるヨガ。
自分勝手なエゴを取り除き、社会的な奉仕活動を行います。
バクティヨガ
神への信仰を重要視するヨガ。日常的に行うお供えや寺院へのお参りで実践します。
ジュニャーナヨガ
『智慧のヨガ』と呼ばれ、日々の生活で自省・理性・熟考を重視する哲学的なヨガ。
ラージャヨガ
瞑想を極めて心をコントロールするヨガ。
別名『王様のヨガ』とも。
『今すぐ実践!』というワケにはいきませんが、文化的な背景を知ることでヨガの楽しみも広がりますね。